安倍政権からのバトン


2007年当時の党青年局女性局合同全国大会で挨拶される安倍総理(第一次内閣当時)

2012年12月から連続した我が国における歴代長期政権が終わろうとしています。コロナウィルス感染症への各種対策が急がれるなか、総裁選挙は国会議員票と各地方の判断による予備選挙によって実施されました。結果、菅義偉氏が次期党総裁に決定したのは周知のとおりです。

思い返せば、私が地方議員としてスタートしたのは2013年7月末。約8年間務めた代議士秘書の仕事に区切りを着け、道を切り拓くことを決意したのが2013年1月でしたから、ほぼ第2回目の安倍政権の始まりとこれまで重なって歩んできたとも言えます。

長期政権には対国外的にはメリットも多かったとも言えますが、対内的には党一強というこれまで8年近く続いた体制が、政権運営の緩みや驕りに繋がらなかったかと問われれば、ゼロではなかったようにも感じます。

菅総裁が内閣総理大臣として首班指名されるのは9月16日の予定ですが、代議士秘書、横浜市議会議員(現在は約人口370万人を抱える巨大政令市)を経て衆議院議員として積んでこられました。戦後歴代総理の中で、いわゆる「たたき上げ」として地方議員を市議から経験された総理は菅氏が初めてではないでしょうか。これまでの政治経験を活かされ、明日の日本のために存分に力を発揮いただきたいと期待しています。

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