3月定例会が閉会。再議の行方は?


 

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[1] 3月定例会が閉会。再議の行方は?

 

2月29日に開会した3月定例会は、3月25日に延会をし、本日3月30日をもって閉会することになりました。これまでにない長い会期となりました。

 

1286億円を計上した平成28年度一般会計予算案が提示される中で、今回私は自民党会派を代表しての質問、予算審査特別委員会での質問(2回)、本会議場での予算修正案に対する賛成討論と計4回も登壇をさせていただきました。

 

3月25日の本会議で、奈良未来の会と私の所属する自由民主党奈良市議会議員団によって予算減額修正を求める提案がされると、これに日本共産党奈良市会議員団も同調の歩みを寄せ、その他無所属議員を合わせて議席(38名)の過半数となったことから、減額修正案が可決されました。

 

修正案の主な内容は新斎苑建設関連の経費のうち4800万円を減額させること、その他平成28年度予算には不要不急と思われる事業について他11項目、合計12項目で1億324万6千円の減額を求める内容でした。
詳細はこちらをご覧ください。

クリックして2803yosansyuseian.pdfにアクセス

 

この後、仲川市長より新斎苑建設事業が認められないことで市民生活に大きな影響を与えるとの理由からこれら12項目の修正案に対して再議(再び審議を求めること)の提案があり、3月定例会の延長が決定しました。

 

再議については3月25日の議会が可決した修正案を再度、議員に問うことになります。ただし、この場合、賛成に必要な議席は3分の2とハードルが高くなります。この点、昨晩から修正案賛成に向けての駆け引きがあり、無所属議員の一部が賛成に回ることで、3分の2(26名でした)の議席の賛同が得られることが決まり、11時30分からはじまった本会議では3月25日の修正議決が、26名の賛同によって決まりました。

 

新斎苑建設の問題は、大正5年(100年前)から稼働している施設であり、老朽化が著しい状態です。私も祖父を2年前に市斎場で見送った経験から、新たな候補地の確定と都市計画決定など建設へ向けての事業が本当に急務であると肌で感じさせて頂きました。今回、私たち自民党会派は新斎苑建設の関連予算を減額決定しましたが、地域の自治連合会から白紙撤回の請願も可決された今、現候補地での建設の選択だけでなく、あらゆる他の候補地も含めて再度検討する時期に来ていると考えています。

 

[2] 4月の主な予定
4月 8日 市立小学校入学式
4月11日 市立中学校入学式
4月12日 市立幼稚園入園式
4月16日 自民党奈良県連決起大会
4月27日 観光文教委員会
4月28日 市民環境委員会

 

4月から新年度が始まりますが、気持ち新たにさらに政治活動にまい進したいと思います。

 

2016年3月30日 太田こうじ

narasigikai

写真左は控室がある奈良市議会棟、桜の季節には思わず写真が撮りたくなります。

 

 

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